自転車に乗って出かけよう

平瀬川編

     

     

平瀬川は水沢の湧水を源流とし菅生、初山、平、神木本町と市道沿いに流れ、高津区内を通り多摩川に流れ込みます。川沿いに道路が整備され、車が通ることも少ないので自転車やウォーキングには最適なコースです。ほとんど平らなコースですので子供でも楽しめます。
ここでは津田山から北部市場の前までの5.8Kmを紹介します。

     

 津田山

 


武線の津田山駅近くをスタートすると川の両側に道路が整備されています。どちら側も舗装されています。神木本町までは橋がいくつかあり車が横断しますので橋のところでは注意して渡ってください。朝夕は通勤、通学の自転車やバイクに注意して走りましょう。 また、犬の散歩やウォーキングをしている人がいますので自転車の場合は注意してください。

平瀬川は南武線を渡り、南武線沿線道路を超えたところでトンネルとなり久地の円筒分水近くで再び地上に現れ多摩川へ流れ込みます。(写真右)

 

国登録有形文化財である二カ領用水久地円筒分水へは、津田山を超え行くことができますが、溝口(大山街道まで進み)から二カ領用水沿いに国道246を渡り行く方が坂もなく楽にいけます。 MAP

 

区間距離 2.3Km


約2Kmほどで森林公園です。川沿いから右折すると東高根森林公園の入口がありますので、ちょっと休憩して公園内を散策してみてはどうでしょうか?  森林公園近くにはコンビニや弁当屋などもあります。公園の入口にはトイレもあります。


■ 神木本町

 


平瀬川は殿下橋で市道を横断し、東名高速の下を通過します。
神木本町交差点を左折すると梶ヶ谷、右折すると宿川原、登戸方面です。
蔵敷を過ぎるまで川の両側にフェンスが張ってあり川の深く掘り下げられています。

この案内図のところでY字路になります。左の方に坂を上っていくと神木天満宮があります。天満宮を右折で殿下橋に戻ることができます。
階段を上ると神木天満宮があります。脇には子母口宿川原線が走っています。春には境内の桜が道路を跨ぐほどに咲きます。


 



神木天満宮

 

 

ちょっと疲れてきたら甘いものはいかがですか、神木本町の「かとるか〜る」は工場直売のチーズケーキとプリンを買うことができます。甘さを控えたチーズケーキは絶品です。

かとるか〜る TEL 044-877-2823
11:00〜18:00 不定休
宮前区神木本町4-17-1 MIYAMA2
(ファミリーマートとなり)

 

 

区間距離 1.3Km


つつじで有名な「等覚院」が近くにあります。 室町時代の木造薬師如来坐像は川崎市の重要歴史記念物となっています。関東三十六不動霊場の第6番札所です。

等覚院 宮前区神木本町1-8


■ 平4丁目公園

 


親水公園として川辺まで降りることができます。コースのちょうど中間ぐらいのところにあり、近くにマクドナルドや牛丼のすきやなどもあります。

 

区間距離 1.4Km


白幡八幡大神 平4丁目公園の近くにあります。1061年に源頼義が勧請し、源頼朝が鎌倉幕府を開いたときに再建したもので、明治6年に現在の白幡八幡大神と称した。9月第3日曜の例大祭では平囃子やこども相撲が行われる。

白幡八幡大神 宮前区平4-6-1

 


■ 蔵敷

 


このあたりまで来ると川幅も狭くなり水も澄んできれいです。ところどころに川に降りる階段があります。
蔵敷交差点を左に行くと清水台で尻手黒川線と合流します。右に行くと生田にでます。
蔵敷の手前で平瀬川は本流と支流に分かれ一方は多摩区長沢へと続く。今回は左に進路を進め水沢方面へ進む。

 

区間距離 0.8Km


護岸工事が行われた際に土盛りの川岸が行われ桜やコスモスが植えられており、川がすぐそばを流れ、フェンスもなくとっても気持ちのいいところです。


■ 水沢

 


公園にはポンプがあり井戸水を自分で汲み上げることができます。ただし、飲むことはできません。
水沢からスタートする場合には北部市場前のユニクロのところを右折すると平瀬川に出ます。
源流はこの先にあるようなのですが見つけることができませんでした。(埋設されているため)

 

ここまで来て、まだ午前中で北部市場が休みでなければ、市場の3階にある食堂街で昼食にしてはどうでしょう。関連棟にある食堂街では新鮮な食材を使ったメニューが楽しめます。

川崎北部市場 宮前区水沢1-1-1


 

   

距離(Km)

  津田山 神木本町 蔵敷 水沢
津田山 2.3 3.6 5.0 5.8
神木本町 2.3 1.3 2.7 3.5
3.6 1.3 1.4 2.2
蔵敷 5.0 2.7 1.4 0.8
水沢 5.8 3.5 2.2 0.8